VDTとは、コンピューターを使用するための表示装置のことです。
現代では職場や家庭、子供の遊びにも浸透しています。VDTの普及は、目にとっては大きな出来事で、VDT症候群といわれる新しい病気が増加しています。
VDT症候群とは、VDTを使った長時間の作業により、目や体や心に影響のでる病気です。
目の症状では、眼精疲労や視力低下、目のかすみ、目の痛み、ドライアイ、めまいなどがあり、別名テクノストレス眼症とも呼ばれています。
体の症状 では肩がこる、首から肩・腕が痛む、だるいなどの症状がおこり、慢性的になると、背中の痛み、手指のしびれなどいろいろな症状に進展します。
また精神の症状 ではイライラ、不安感をまねいたり、抑うつ状態になったりします。
VDT症候群にならないために、ふだんから予防や対策につとめて、大切な目をいたわりましょう。
コンピュターを使用した作業中に、目に異常を感じたら、早めに眼科の医師の診断を受けましょう。
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